みんな日常的に、厳しい現象に対して動じないという状態に達しているんです。たとえば何か悪いことが起こっても、「あ、カルマが落ちた。よかったね」って言って、みんなで喜んだりします。失敗しても叱られても、なんでも「これで私の汚れが落ちたんだ」になってしまう(笑)。非常にタフです。何があってもなかなか苦しみません。ですから教団の人たちはつい現世の人たちを見下してしまうんですね。ああ、みんなあれこれと苦しんでるよな、でも自分たちは平気だ――みたいな。
— 約束された場所で―underground 2: 村上 春樹 (via to)